過去形と現在完了形の違いを整理する
英語を学んでいると、次の2つの文の違いが気になったことはありませんか?
- I finished my homework.
- I have finished my homework.
日本語にすると、どちらも「宿題を終えました」になりそうですが、英語では使い分けがあります。
今日は、過去形と現在完了形の考え方を、できるだけシンプルに整理します。
まず結論:ポイントは「今とのつながり」
過去形と現在完了形の一番の違いは、
その出来事が「今」とつながっているかどうかです。
- 過去形:過去で完結している
- 現在完了形:過去の出来事が今に影響している
この視点があるだけで、混乱がぐっと減ります。
過去形は「いつ起きたか」が大事
過去形は、過去のある一点で起きた出来事を表します。
例文
- I finished my homework yesterday.
- I met him last week.
- She moved to Osaka in 2020.
これらの文には、
- yesterday
- last week
- in 2020
のように、いつ起きたかがはっきりしています。
現在完了形は「経験・結果・継続」
現在完了形は、過去から今までの流れの中で考えます。
よく使われる意味は、大きく3つです。
- 経験
- 結果
- 継続
① 経験:今までに〜したことがある
例文
- I have been to Canada.
- She has seen that movie.
「いつ行ったか・いつ見たか」は重要ではありません。
経験があるかどうか
がポイントです。
② 結果:今の状態につながっている
例文
- I have finished my homework.
- He has lost his key.
- 宿題はもう終わっている
- 鍵は今も見つかっていない
というように、今の状況に注目しています。
③ 継続:過去から今まで続いている
例文
- I have lived here for five years.
- She has worked at this company since 2018.
- for:期間
- since:始まり
過去から今まで、ずっと続いているという意味になります。
過去形と現在完了形を比べてみよう
過去形
- I lived in Osaka for five years.
→ その期間はもう終わっている
現在完了形
- I have lived in Osaka for five years.
→ 今も大阪に住んでいる可能性が高い
一緒に使える言葉・使えない言葉
過去形とよく使う表現
- yesterday
- last night
- two years ago
現在完了形とよく使う表現
- ever
- never
- already
- yet
- for / since
「いつ」がはっきりしている場合は、現在完了形は使えません。
会話ではどちらもよく使われる
実際の会話では、細かい説明よりも、今何を伝えたいかが大切です。
- I finished my homework.
- I’ve finished my homework.
どちらも、「もう終わった」という意味は伝わります。
ただし、
- 今、もう大丈夫だよ
- 次の行動に移れるよ
というニュアンスを出したいときは、現在完了形がよく使われます。
よくある間違い
① いつの話か分からないのに過去形
- × I went to Canada.(いつ?)
- ○ I have been to Canada.
② yesterday と一緒に現在完了形
- × I have finished my homework yesterday.
- ○ I finished my homework yesterday.
Day6のまとめ
今日は、過去形と現在完了形を整理しました。
- 過去形:過去で完結した出来事
- 現在完了形:今につながる過去
- 経験・結果・継続がキーワード
- 「今との関係」を考える
この違いが分かると、英語の時間感覚が一気にクリアになります。
次回予告|Day 7
Day 7:未来の表し方(will / be going to / 現在進行形)
- 未来はなぜ3通りあるのか
- どうやって使い分けるのか
- 会話で自然な選び方
を、イメージで整理します。

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