POC English Lab

have toとmustはどう使い分けるのか?

中学生で習うhave tomustですが、義務や必要を表す時に使い、この2つがほとんど同じ意味を表すと習います。

「have toの文をmustを使って書き直しなさい」
「mustの文をhave toを使って書き直しなさい」

というような問題もあるので、何となく授業を聞いて「同じね、OK!」と思っていると、いざ会話で使うときに相手に違和感を抱かせることになってしまうかもしれません。

have toとmustの肯定文

「~しなければならない」
「~する必要がある」
とhave toもmustも日本語に訳せば一緒です。
使い方も同じだというネイティブの方もいらっしゃいます。

「では何が違うの?」と思いますよね。
義務や必要を表す時に使うというのは同じですが、小さな違いがあるので例文を使いながら紹介していきます。

You must come.
You have to come.

上の2つの文を日本語に訳すと両方とも「あなたは来ないといけない」という訳になります。
実はmustは話し手の感情が入り、have toは客観的な意見としてつかわれます。
これをふまえて考えていきましょう。

You must come.

これをAさんのセリフだとしましょう。

Aさんの気持ちとして
「私はあなたがくることを要求します」
と、強めの思いがある時にmustを使います。

You have to come

これもAさんのセリフとします。

Aさんの気持ちではなく
「決まりであなたは来ないといけない」「くる必要があるんだよ」
という事を伝える時にhave toを使います。

have toとmustの否定文

肯定文では同じ訳し方になるhave toとmustですが、否定文になると全く意味が変わってきます。

mustの否定文は「~してはいけない」というような禁止を表します。

You must not smoke here.
ここで煙草を吸ってはいけません。

You must not use cell phones in class.
授業中に携帯電話を使ってはいけません。

規則であったり法律などの禁止を表すので、とても強い意味を持ちます。

それに対しhave toの否定文は「~しなくてもよい、~する必要はない」ということを表します。

You don’t have to attend the meeting.
あなたはその会議に出る必要はありません。

have toの否定文はmustの否定文に比べ、「それをしたければしてもいいですが、しなくてもいいですよ」とその人の意志に任せる要素が強いです。

他にも意見やアドバイスをするときなどにも使われます。

You don’t call me every day.
毎日電話しなくてもいいですよ。

have toとmustの過去と未来

ここまで紹介してきたmustですが、実は過去と未来の義務・必要を表したいときに使うことができません
なので過去や未来のことであればhave toを使います。

過去であれば

I had to go to the hospital yesterday.
私は昨日病院に行かなければならなかった

He had to get up early this morning.
彼は今朝早く起きなければいけなかった。

このようにhad toを使います。

未来であれば

I will have to buy a new computer tomorrow.
私は明日新しいコンピューターを買わなければいけません

I will have to work tomorrow.
明日働かなくてはいけません。

このようにwill have toを使います。

まとめ

いかがでしたか?
POCのカナダ人の先生に話を聞いていると、have toとmustに違いはほとんどなく、しいていうならmustが100%って感じにくらべてhave toはそうじゃないというニュアンスだそうです。

ただ、会話でmustを使うことは少なくhave toを使うことの方が多いみたいです。
否定文では意味がかなり違ってくるので、適当に使わないことをお勧めします。

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