POC English Lab

for you と to you の違い。どう使い分ける?

英語を勉強していると、

  • for you と to you は何が違うの?
  • なぜ give は to なの?
  • なぜ buy は for なの?

と迷うことがあります。

どちらも日本語では「あなたに」と訳せることが多いので、違いがわかりにくいですよね。
でも英語では、tofor は役割がはっきり違います。

「to」は「相手に向かう」、「for」は「相手のため」

この違いをシンプルに言うとこうなります。

  • to = 相手に向かう・相手に届く
  • for = 相手のために・相手の利益のために

つまり、

  • to → 方向
  • for → 目的・利益
  • to → 受け取る相手がいる
  • for → 相手がいなくても成り立つ

という違いです。

to you のイメージ

to は「〜へ」という方向のイメージです。
何かが相手に向かう、相手に届くときに使います。

  • I gave the book to you.(その本をあなたに渡した)
  • She sent a message to you.(あなたにメッセージを送った)
  • I spoke to you yesterday.(昨日あなたに話しかけた)

ここでは、

  • 本があなたに向かう
  • メッセージがあなたに向かう
  • 言葉があなたに向かう

という感覚があります。

for you のイメージ

for は「〜のために」というイメージです。
何かを相手のためにする、相手の利益のためにする場合に使います。

  • I made this cake for you.(あなたのためにこのケーキを作った)
  • I bought this gift for you.(あなたのためにこのプレゼントを買った)
  • I cooked dinner for you.(あなたのために夕食を作った)

ここでは、

  • あなたのために作る
  • あなたのために買う
  • あなたのために料理する

という意味になります。

give / show / tell / send はなぜ to を使う?

これらの動詞は、基本的に「何かを相手に向かって渡す・伝える」という意味を持っています。

  • give(与える)
  • show(見せる)
  • tell(伝える)
  • send(送る)

どれも、何かが相手に届くイメージです。

  • She gave a present to me.(彼女は私にプレゼントをくれた)
  • He showed the picture to us.(彼は私たちにその写真を見せた)
  • I told the truth to her.(私は彼女に本当のことを話した)
  • They sent an email to me.(彼らは私にメールを送った)

だから to を使うのです。

buy / make / cook はなぜ for を使う?

これらの動詞は、「誰かのために何かを用意する」という意味を持つことが多いです。

  • buy(買う)
  • make(作る)
  • cook(料理する)

これらは「相手に向かって動く」よりも、相手のために行うという意味が中心です。

  • I bought a present for you.(あなたのためにプレゼントを買った)
  • She made lunch for me.(彼女は私のために昼食を作ってくれた)
  • He cooked dinner for his family.(彼は家族のために夕食を作った)

だから for を使うのです。

第4文型(SVOO)との関係

ここで文法的に大事なのが第4文型です。

第4文型はS + V + 人 + 物の形です。

例:

  • She gave me a present.
  • I bought you a book.
  • He made her lunch.

この形は、それぞれ前置詞を使って書き換えることができます。

to を使うグループ

  • She gave me a present.
  • → She gave a present to me.
  • He showed us the picture.
  • → He showed the picture to us.
  • I told her the truth.
  • → I told the truth to her.
  • They sent me an email.
  • → They sent an email to me.

これらは「相手に向かう」ので to を使います。

for を使うグループ

  • I bought you a book.
  • → I bought a book for you.
  • She made me lunch.
  • → She made lunch for me.
  • He cooked us dinner.
  • → He cooked dinner for us.

これらは「相手のためにする」ので for を使います。

よくある間違い

① buy を to でつなぐ

  • × I bought this to you.
  • ○ I bought this for you.

buy は「あなたに向かって買う」ではなく、「あなたのために買う」なので for です。

② give を for でつなぐ

  • × She gave this for me.
  • ○ She gave this to me.

give は「渡す」なので to が自然です。

覚え方のコツ

迷ったら、イメージで考えてみてください。

  • 相手に向かって届く → to
  • 相手のために用意する → for
  • give / show / tell / send → to
  • buy / make / cook → for

で覚えるのもありです。

かなり感覚的なところが大きいので、考えて話すとなかなか難しいので、例文を何度も何度も声に出してカタチで覚えていくのもお勧めです。

まとめ

  • to は「相手に向かう」
  • for は「相手のために」
  • give / show / tell / send は to を使う
  • buy / make / cook は for を使う
  • 第4文型(SVOO)から前置詞つきに書き換えると理解しやすい

日本語ではどちらも「〜に」と訳せることがありますが、英語では意味の中心が違います。
この違いがわかると、英作文も読解もずっと楽になります。

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