受動態とは?英語の「〜される」の形について基本をおさらい

英語を勉強していると「受動態」という文法が出てきます。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、考え方はとてもシンプルです。
受動態とは、簡単に言うと「〜される」という意味を表す文のことです。
例えば、
- This book is read by many people.(この本は多くの人に読まれています)
このように、「誰かがする」のではなく、何かがされることを表すのが受動態です。
受動態はどんな時に使う?
受動態は次のような場面でよく使われます。
- 誰がしたのかを言わなくてもいいとき
- 何が起こったかを伝えたいとき
- 行動よりも「結果」を強調したいとき
例を見てみましょう。
- The window was broken.(窓が割られた)
この場合、「誰が割ったのか」は重要ではなく、窓が割れたという結果を伝えています。
受動態の基本の形
受動態の基本の形はとてもシンプルです。
be動詞 + 動詞の過去分詞
です。
例:
- This book is read by many students.
- (この本は多くの学生に読まれています)
- The cake was made by my mother.
- (そのケーキは母によって作られました)
ポイントは
- be動詞
- 過去分詞
この2つです。
能動態と受動態の違い
英語には
- 能動態(〜する)
- 受動態(〜される)
の2つがあります。
例を見てみましょう。
能動態
- Tom wrote this letter.
- (トムがこの手紙を書いた)
受動態
- This letter was written by Tom.
- (この手紙はトムによって書かれた)
同じ出来事ですが、
- 誰がしたか → 能動態
- 何がされたか → 受動態
という違いがあります。
受動態のいろいろな形
受動態は基本形だけでなく、いろいろな形があります。
助動詞の受動態
- This problem can be solved.
- (この問題は解くことができます)
助動詞 + be + 過去分詞
進行形の受動態
- The house is being built.
- (その家は建てられているところです)
be動詞 + being + 過去分詞
完了形の受動態
- The work has been finished.
- (その仕事はすでに終えられています)
have + been + 過去分詞
疑問文
- Is this book read in many countries?
- (この本は多くの国で読まれていますか?)
否定文
- This book is not read by many people.
- (この本は多くの人には読まれていません)
受動態で by が省略される理由
受動態では by がつく場合と、つかない場合があります。
- This book was written by Tom.
- The window was broken.
このように by がないことも多いです。
これは以下のような場合が多いからです。
- 誰がしたかが重要ではない
- 結果だけ伝えたい
英語では結果や状態を伝えるために受動態が使われることがよくあります。
受動態がよく使われる英語
英語では受動態がよく使われる表現があります。
- English is spoken all over the world.(英語は世界中で話されています)
- Soccer is played in many countries.(サッカーは多くの国でプレーされています)
- This book is read by many students.(この本は多くの学生に読まれています)
このように
- 多くの人がしていること
- 一般的な事実
を言うときに受動態がよく使われます。
受動態でよく使われる表現
英語では次のような受動態の表現がよく使われます。
- be born(生まれる)
- be made of / be made from(〜で作られている)
- be known as(〜として知られている)
- be used for(〜のために使われる)
例を見てみましょう。
- This table is made of wood.(このテーブルは木でできています)
- She is known as a great singer.(彼女は偉大な歌手として知られています)
日本語では受動態でも英語では使わないこともある
日本語では受動態をよく使いますが、英語では自然でないこともあります。
例えば
- 私は先生にほめられました。
英語では
- I was praised by my teacher.
こう表現するよりも
- My teacher praised me.
と能動態で言うことも多いです。
また、日本語の
- 雨に降られた
は英語では
- I was caught in the rain.
など別の表現になります。
つまり、日本語の「〜される」をそのまま受動態にしないことも大切です。
受動態を理解するコツ
受動態を理解するコツは「誰がしたか」ではなく「何が起きたか」を見ることです。
英語では
- 結果
- 状態
- 事実
を伝えるときに受動態がよく使われます。
ニュースや説明文でもよく使われる文法です。
日本語と英語を混同しないこと
英語を勉強するときに大切なのは、日本語の語順と混同しないことです。
英語の受動態はbe動詞 + 過去分詞という形で作られます。
日本語の「〜される」という感覚だけで考えると混乱してしまうことがあります。
まずは英語の形をそのまま覚えることが大切です。
まとめ
- 受動態は「〜される」という意味
- 基本の形は be動詞 + 過去分詞
- 能動態は「〜する」、受動態は「〜される」
- 助動詞・進行形・完了形など様々な形がある
- 日本語ではなく英語の形で理解することが大切
受動態は英語の文章の中でとてもよく使われる文法です。
基本の形を覚えて、例文をたくさん読んでいくと自然に理解できるようになります。


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