英語を勉強していると、「will」と「be going to」という2つの表現に出会います。どちらも「~するつもり」という意味ですが、使い方には少し違いがあります。今回はこの違いについて解説します。
willはどんな時に使うのか
「will」は、その場で思いついたことや、未来のことを予想する時によく使います。ポイントは「今決めたこと」や「その場で考えたこと」を伝えるときに使うことです。
使う場面の例
1.その場で決めたこと
友だちや家族が困っているとき、「よし、手伝おう」と思った場合に使います。
2.未来の予想や意志
天気や出来事を見て「たぶんこうなるだろう」と予想するときにも使います。
例文
(お腹がすいた。サンドイッチを作ろう。)
→今その場で決めたことを伝えています。
Don’t worry. I will help you with your homework.
(心配しないで。宿題を手伝ってあげるよ。)
→その場で手伝うことを決めたときに使います。
I think it will rain tomorrow.
(明日雨が降ると思う。)
→天気の予想を話すときにも「will」を使えます。
be going toはどんな時に使うのか
「be going to」は、前から計画していたことやこれから確実に起こりそうなことを話すときに使います。また、目の前の状況から未来を予想するときにも使えます。
使う場面の例
1.前から決めていたこと
明日や週末にする予定のことを話すときに使います。
2.今の状況から予想すること
空の様子や周りの状況を見て、「これからこうなる」と予想するときに使います。
例文
(明日、おばあちゃんを訪ねるつもりです。)
→前から計画していたことを伝えています。
Look at those clouds! It is going to rain.
(あの雲を見て!雨が降りそうだ。)
→今の空の様子から「これから雨が降る」と予想しています。
We are going to have a party next Saturday.
(来週の土曜日にパーティーをする予定です。)
→前から決まっている予定を伝えています。
「will」と「be going to」の違いまとめ
be going to → 前から決めていたこと、確実な未来、今の状況からの予想
I am going to call him.(前から「電話するつもりだった」)
どちらも未来のことを話す表現ですが、ニュアンスが少し違います。
会話例
B: Don’t worry. I will give you one.
→その場で渡すことを決めたときに使います。
A: What are you doing tomorrow?
B: I am going to play soccer with my friends.
→前から計画していたことを話しています。
A: Look at the sky!
B: It is going to rain soon.
→今の空の様子から未来を予想しています。
「will」と「be going to」はどちらも未来のことを話す便利な表現です。ポイントを覚えて使い分けると、文章も会話も自然になります。まずは短い文で練習して、少しずつ自分の言葉で使えるようにしていきましょう。
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